皆さん、管理会社さん事務所へ訪問をしたことはありますか?
優良な管理会社さんの見分け方の一つに、管理会社さんの事務所を訪問することをお勧めします。
管理会社さんに、ご自分が保有する物件を管理委託をするわけですから、
その候補先として、考えている場合でも、一度、挨拶を兼ねて事務所を訪問するのは、
決して、変な話ではないですし、むしろ、事務所に足を運んでいただくっていうのをお勧めします。
今、ズームとかオンラインで、管理の説明を受けることが多いと思うんですよね。
全部オンラインで完結しちゃうみたいな人もいるんですけれども、
本当は、あまり良くないんですよ。
というのはですね。
まず、賃貸住宅管理業者の業務上の義務っていうのがあるんですよね。
何かというと、まずは当然ですけど、
賃貸住宅管理会社さんは、営業所ごとの見やすいところにですね、
国土交通省で定められている標識を掲げなきゃいけないんですよ。
ですから、この標識が掲げられているかどうかっていうのは、
まずは見ないといけないところですよね。
あと、賃貸住宅管理業に携わる社員にですね、管理会社さんは、
従業者であることを証明する従業者証明書を携帯させなきゃいけないんですよ。
従業者証明書を携帯していないようであれば、その人は業務に従事して行けないんですよね。ですから、従業者証明書を見せてもらうんですよ。
そして、賃貸住宅管理業者さんはですね、営業所ごとにですね、その業務に関する帳簿を備え付けていかないといけないんです。
委託者ごとに管理業務契約書いろいろと記載しないといけなくて、五年間保存しないといけないんですよね。
ですから、出来れば、ご自分の物件に関する帳簿を見せてもらうことをお勧めしますが、
そこまでは言えない方もいるかと思いますので、そこまでではありませんけど、
他にも営業所ごとに一人以上の業務管理者さんを選任しないといけませんから、
業務管理者さんが、いるのかどうか、ですよね。
その辺をですね、あの聞いた方がいいと思うんですよ。
この辺を聞いて、面倒くさそうな感じの管理会社さんは、
物件の管理を任せるべきではないです。
これは、ハッキリ言えます。
こんな簡単なことに対応できない会社さんはですね、
実務でも、対応してくれないんですよ。
してくれても遅いんですよね。
つまり、対応が悪いんです。
むしろ、こちらから聞かなくても、
「ここに標識を掲げてます」
「従業者証明書はこれです」
「お客様の帳簿はこちらに用意してます」
「業務管理者はこの人です」
なんて、言ってくれる会社さんは、めちゃめちゃ優良です。
多分何か対応して欲しい時、迅速に対応してくれる会社さんだとも思いますので、
一度、管理会社さんの事務所を訪問することをお勧めします。